「有名税」という言葉の気持ち悪さ。

有名税

有名税(ゆうめいぜい)とは,有名であるが故に,知名度と引き換えに生じる問題や代償を税金に例えた単語。

私は,この言葉が吐き気を催すほど嫌いだ。
なぜなら,この有名税」という単語は,
マスコミが有名人(芸能人)を晒し上げる際に,自らの「芸能人晒し上げ」という行為を正当化するために作り出したものであるからだ。

マスコミというのは,芸能人ネタ,特に不倫,薬物,熱愛などのゴシップ記事でお金儲けをし,ご飯を食べている人たちの集まりである。

だから,芸能人ネタのゴシップ記事で世間が盛り上がってくれなければ,マスコミはお金儲けができないし,ご飯が食べれないのだ。

つまり,マスコミが自分たちが都合がいいように,お金儲けするために有名税と言っているだけであり,一般市民とはなんら関係のない言葉なのだ。

しかし,一般市民が,有名税有名税,と言っているところや,Twitter上に書き込んでいるところを見かけると,心底気持ち悪いと感じる。

こうゆう人たちは,お金儲けをしてる人,幸せそうな人を妬み,嫉む気持ちから,晒し上げ叩いていて自分の不満を発散しているのかもしれない。
しかし,そうゆうことでしか自分の不満を発散できないような己の心の小ささをまず,反省すべきではなかろうか。

芸能人の人生をとやかく言うのではなく,自分自身の人生をより前進させる方向に力を使うべきではないだろうか? 

それともなにか?自分のしょうもない人生を棚に上げて,人の人生の機微をとやかく言う資格があなたにあるのでしょうか?

そんなものあるわけないでしょ?

乙武さん,芸能界を引退された某アイドル様など,「有名税」という気持ちの悪いお題目のもとでで延々と注目を浴びたり,批判されたりしている人は多くいる。

「芸能人は,私生活も無いようなものだろ。」とか,
「芸能人だから批判されても我慢しろ。」とか,
こういう陰湿性は本当に本当に気持ち悪い。

芸能人はもちろんだが,他者に対してもう少し寛容に生きようじゃないか。

人を批判したところであなたの価値が上がるわけではないのだしさ。
自分自身の生き方を見直そう。