「忘れる。」
言われたことを忘れる。
買い物で買い忘れる。
人の名前を忘れる。
忘れ物をする。
・・・
生まれてこの方,わたしは,物事を忘れっぽいばかりに,相当苦労してきた。
今回は,
わたし流の「忘れっぽい人のための忘れ物対策」について書いていきたい。
話を進める前提として,「人間が記憶できることには限りがある。」ということを改めてきちんと認識する方がいい。
ただでさえ,「人間が記憶できることには限りがある。」が,
忘れっぽい人というのは,他の人より,さらに何かを覚えておくという行為が苦手なのだ。
そのため,忘れっぽい人が,忘れないように努力するのは非常に大変だ。
でも,努力しても,忘れるときには忘れちゃうしさ...。
だから,「忘れるときには忘れるもんだ!」と開き直るくらいの気持ちでいて,
たとえ,忘れてしまったとしても困らないようにしておくことの方が大切だと思う。
まず,「言われたことを忘れる。」「買い物で買い忘れる。」という情報関連のことで忘れてしまう人には,
「情報の断捨離」をお勧めする。
ただでさえ忘れっぽいのに,頭内のみで,やろうと思ってることとか,買おうと思っている物を覚えておこうとするのは,無理だ。
だから,紙でもいいし,スマホのメモ帳アプリでもいいけれど,
やろうと思ってることや,買おうと思っている物などについて箇条書きで書いておくといい。
「メモを取る面倒」と,「忘れてしまったことを思い出すためにかかる時間」や「買い忘れたものを買いに行く時間」を天秤かければ,
おのずと「メモを取る面倒」から得られるメリットの大きさに気づくだろう。
特に,買い物で買い忘れると言う人は,買い物に行く前に ちゃんと買い物メモ作ってから行くというのがいいだろう。
買い物メモは,「あ,あれを買っておこう!」と思った時にその都度つけておいて,
買い物をするときには,断片的な買い物メモをまとめてから買い物に行く。
こうすることで,買い忘れるということが減らせるし,無駄なものを買わなくても済むようになる。
脳の記憶から外の媒体(紙,メモ帳アプリ)にアウトプットしておくことで,覚えておくということから逃れられる。
メモがあるから,忘れてしまったとしても困らない。
ただ,紙のメモをどこに置いたか忘れてしまったということがないように,
メモはファイルとかに整理しておこうね笑
「忘れ物をする。(持っていった物を置いてきてしまう。とか,持っていくのを忘れてしまう。など...。)」と言う人は,
そもそも,『持っている物,持っていく物が多すぎる』ということはないだろうか?
持っている物,持っていく物を必要最小限にすることで,物を忘れるリスクを減らしましょう。
出かけて帰宅したら,まずカバンの中身をすべて出して整理する。
出かけるときにその日に必要なもののみをカバンに入れる。
最初のうちはちょっと面倒だけど,習慣化してしまえば楽。
持っていくのを忘れてしまう。と言う人は,買い物のときと同様に持ち物メモ作っておくということもいいだろう。
持ち物メモは,前日の寝る前に作っておいて,
外出する前に持ち物チェックする。
こちらも習慣になれば,楽にできるようになると思います。
「忘れ物(忘れごと)をしないようにしよう!」というよりは,「忘れてしまったとしても困らないようにしよう!」
ということがメインになってしまったが,
わたしのように,物事を忘れっぽいばかりに,苦労してきた方の参考になればと思う。
メモは偉大。