私の好きな乃木坂46が終わっていく感じ。

乃木坂46の6thバースデーライブから,もうひと月。
感想を書こう書こうと思っていたら,こんなに経っちゃった。

乃木坂46の6thバースデーライブ,楽しかった!(遅い)
史上初の2会場同時開催ライブという,
とてつもないライブに3日間全公演 参戦できたなんて,ほんとに乃木坂オタク冥利に尽きる。

3日間合計18万人。すごいよね。

だけど,ビックリしたのと同時に,残念だったことが一つあった。

乃木坂46のバースデーライブの伝統ともいえる「全曲披露」を,今年からはやめた。ということだ。


全曲披露,やっぱ厳しいのか…?
...調べてみると,乃木坂46の楽曲は,今現在で163曲。
21作目のシングルが8月8日リリースされるのでまた6曲増えて,169曲になるみたい。
いやー,こうなると厳しいかも...とも思うけどさ。。。

でも,普段聞けない曲を聞けるところがバースデーライブの良さだと思ってたしさー。
乃木坂46のバースデーライブは,大変だけど,全曲披露を頑なに貫いてる感じが,好きだったんだけどな。

たしかに,今,乃木坂46はすごく人気で,2会場ライブだったからこそ,私は3日間もチケットが取れたんじゃないか?という感じもするし,
乃木坂メンバーが忙しくて,毎日違うセットリストにしてしまうと,それを覚えるだけの練習時間がとれないんだろうな,ってのも分かる。
私自身,3日間とも良く知ってるシングル曲とか定番曲だったから,コールもしやすいし,楽しかったのも事実だけど。

でも,普通のライブじゃ披露しない曲とか,隠れてしまっている名曲を聞く機会が無くなっちゃうのは残念だな。とは感じてしまった。

隠れてしまっている名曲をちゃんと披露する場を乃木坂も持っててほしいな。これからは,卒コンくらいでしか聞けないかも...。楽曲一つ一つを大切にしてほしい。たとえ多くのファンの中では人気が少ない曲だとしても,その曲が好きなファンもいるし,それも,乃木坂を構成してきた一つの要素なのだから。

 

・・・と,まあ,少し愚痴っぽいことを書いてしまったが,

ここで,私の好きな乃木坂46の話をしようと思う。

私の好きな乃木坂46って,
一般の人が 乃木坂46 って聞くと思い浮かべる『綺麗でモデルやってる子がいる,可愛い人たちの集まり』っていう表面的な部分だけじゃなくて,
『一人ひとりのメンバーの人間性の良さ(温かさ?とでもいうのかな...)』とか,それでいて『心にダークな部分をもっているような感じ』とか,『つらさや痛み,悲しさというダークな感じが前面に出てくる歌詞,胸を打つ曲調』とか,そうゆう深層的な部分魅力が詰まってるところなんだよね。

ちょっと前に言われていた 乃木坂らしさ を作ってきたのだって,そうゆう「深層的な部分」じゃないのかな?って私は思ってる。

だけど,ここ数か月くらいで一気に,
乃木坂のイメージって?乃木坂らしさって?というのが,
わからなくなってきた感じがする。

一般に知れ渡るようになった『乃木坂46

今、もっとも勢いのあるアイドル『乃木坂46

乃木坂46が一般受けしていくことで,より表面的な部分が強調され,乃木坂らしさを形成してきた深層的な部分の魅力が,薄くなってしまったような気がする
私は,そう思う。
(まあ,こんなことばかり書いてると,懐古厨っていわれそう笑)

一昨年は,深川麻衣さん,昨年は,乃木坂御三家のおひとりのあの方,今年は生駒ちゃん。と 乃木坂らしさ を体現するメンバーの卒業が相次いだ。

代わりになるメンバーは,いない。

乃木坂らしさの深層的な部分の魅力が,薄くなってしまったように感じられるのも,さっき書いたような一般受け云々の話だけじゃなくて,メンバーの卒業の影響もあるんだろうな。・・・とても残念だ。

 

あと,やっぱりアイドルグループの世代交代って難しいんだなーって常々思ってる。
AKBは世代交代に失敗したって言われるけど,乃木坂46はどうなるんだろう。

乃木坂46 3期生,嫌いじゃないけど,そこまで応援しようって気にならんのよね。心変わりする時がくるかもしれないけど...。

なぜなんだろう?私の好きな乃木坂46の「深層的な部分」の魅力を3期生からはあまり感じないからなのかも。

そして,来てほしくはないけど,メンバーの卒業の足音も聞こえる。

”私の好きな乃木坂46”は終わっていく。

だけど,それは乃木坂46の新しい歴史の始まりでもある。

(私は乃木坂46の新しい歴史には加わらないかもしれないけど。)

 

どんなものでも始まればいつか終わる。
とりあえず,今ある時間を大切に。
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 (2018/08/05 加筆修正済)