会社を辞めてからの転職活動。ニート生活。

人生における二度目の春休みは、いよいよ終わろうとしている。

会社を辞めてから4か月。

新しい職場で働く日がせまってきた。

2月末に会社を辞めて、そこから約4か月間の無職期間を経て、7月から新しい職場で働くことになった。

にも書いたが、私は、新卒で入社した会社を約11か月で、しかも次の仕事を決めずに辞めた人間だ。

 

私は、仕事を辞める前に、いろんな人の退職エントリーを読んで、「仕事を辞めてからの転職活動」とか、「フリーランスノマドワーカーような働き方」について調べたり、考えたりした。

私の場合は、結果的には、普通にIT系(開発)の会社に就職することにしたわけだけど、

調べていて感じたのは、実際に、新卒1年以内離職した人の経験談の少なさと、
実際には体験していない人が、憶測で、第二新卒での転職は楽勝」とか「嫌でも3年は勤めるべき」とか、書いているポジショントークの多さだった。
フリーランスは楽勝!というのも、明らかにポジショントークだと思う。

 

新卒のうち、約3割の人が3年以内に離職、約1割の人が1年以内に離職しているという中で、
本当に、新卒1年以内で退職して転職活動を行った私の経験というのは、何らかの価値があるのではないかと思い、「新卒1年以内離職、会社を辞めてからの転職活動、会社を辞めてからの生活、無職期間の過ごし方」等々について、書いてみることにした。

今回は、ざっくりと会社を辞めてからの転職活動、会社を辞めてからの生活、私が思ったこと、感じたことについて書いた。

会社を辞めようと思っている人や、会社を辞めてからの転職活動しようと思っている人には、何か参考になることがあるかもしれない。

私の基本情報
前職は設備メンテナンス系 理系大学卒業(電気系) 地方在住実家暮らし
転職先はIT系(開発) 勤務地は東京都内 6月末から初一人暮らし

 

会社を辞めてからの生活

2月末
2月末は有給消化、、、といっても新卒なので一週間。
会社と交渉して、丸々使い切れるようにして退職しました。
乃木坂のバスラを観に行きました。楽しかったな~。

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会社を辞めた開放感ってすごい。
何でもできるような無敵感がしました。

 

 

3月(無職1か月目)
3月は転職活動しないで、遊ぼうと考えていたので、ほぼ毎日遊んでました。
離職期間が延びると転職に影響するという話は、聞いていましたが、精神的に疲弊していたので、まずは身体を休めて、冷静に判断できるようになってから動き出そうと思って、3月は遊ぶことに決めました。
というか、「正直働きたくない、ひと月ぐらいだらだら過ごしたい」というのが本音でしたね。
前から見ようと思っていたミュージカルや、乃木坂やAKBのライブ、映画を観ました。
AKBINGO!(ウーマンラッシュアワー司会の放送回)も全部観ました。
あとは、ネット見て、ご飯食べて、お風呂入って、ネット見て、寝る。そんな感じ。
何か価値のある事をしたわけじゃないけど、充実。

…そういえば、スキャナーと裁断機をレンタルして、書類とか本を電子化するっていうこともしました。

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4月(無職2か月目)
転職活動開始。転職には転職エージェントを使うのが良い(IT系に特化したエージェントだと、求人数が多い)というネットで見た情報から、某転職エージェントに登録して、エージェントの方と面談してみた。初対面の印象は悪くなかった。
IT系への転職を目指していたので、ITエンジニアについて改めて知ることができたり、プログラムの勉強をサポートくれたりしたのは良かった。

ただ、はっきり言ってブラックな企業が多いなという印象。
エージェントも、こちらの希望というのをあまり聞く気がなくて、やみくもに履歴書と職務経歴書を送りまくる感じで、まさに「人身売買」のよう…。

いつの間にか応募された会社を、訳もわからず、書類選考不通過になり、
気が進まない企業に、どんどん面接日程が組まれ、私が希望した企業は「あなたのレベルでは応募できません」ということで却下されたり、内定出たら、そこで決めろと言わんばかりの圧力かけられたりして、正直つらかったですね。

さすがに、ヤバいなと感じたので、一度冷静になって、そもそも自分はなぜ会社を辞めたのか、何のために転職活動しているのかを再度考え直すことにしました。
結果から言うと、この判断は、正解でした。
3月にゆっくり身体を休めたことで、冷静に考えることができたおかげだと思う。

そこから先、転職エージェントは、面接練習の場と考えて、自分で他の転職サイトを活用して、転職活動を進めなおしました。ハローワークには行きませんでした。それが、4月中頃。
企業を絞りに絞って、履歴書と職務経歴書を練りに練って書き、送りました。
1社内定をもらいましたが、話を聞いてみたら行きたいとは思えなかったので辞退。

 

5月(無職3か月目)
また違う企業で再度応募しなおして、なんとか書類選考、筆記試験を通過、
WEBの1次面接、対面の最終面接までして、内定。
転職活動終了にしました。

物件探し開始。いいと思った物件が、どんどん取られてしまって、つらい。
遠方への引っ越しだと、内見日の調整が大変。
、、、とまあ、なんやかんやあったが、なんとか決めて、物件探し終了。
(物件探しについては、また別のブログを書く予定)

 

6月(無職4か月目)
だいたいは、3月と同じ。
ネット見て、ご飯食べて、お風呂入って、ネット見て、寝る。引っ越し日が決まって、いろいろ準備しているうちに、ちゃんと暮らせるかなとかちょっと不安になる。


大体、そんな感じ。

 

以下、この期間に私が思ったこと、感じたことについてまとめておく。

 

私が思ったこと、感じたこと

有休消化できるように交渉したのは正解…というか、有休消化しないなんて、もったいない。交渉できるなら交渉すべき。
どうせ会社を辞めたら誰とも会わないから、円満退職を目指す必要はない。ただ、こじれるのもめんどいから、よっぽどのブラックじゃなければ、今流行りの退職代行みたいなものは使わずに、しっかりと話して退職する方が気持ちの整理もできていいと思う。もちろん、全てを正直に言う必要はない。
新卒1年未満の退職、仕事を辞めてからの転職活動は、確かに不利のようだ
また、未経験でIT系(開発)への転職は、難しいという話は本当かもしれない。
自力で応募しても、書類選考で落ちてしまうことは多かった。
ただ、心と時間の余裕があるというのは結構大事で、冷静に判断できたり、日程の調整も楽だったりするので、仕事を辞めてから転職活動したのは正解だったと思っている。…というか、正直言うと、働かずにのんびり休めて本当によかった。無職は楽しい。
無職期間が長くなりすぎると、面接で「ここ数か月間何してましたか?」と聞かれたときに、こたえることがなくて困るかも?。逆に、ちゃんと答えられるのようなものがあるならいいと思う。
あと、無職期間が長くなると、働く気力はなくなってくるから、もう一回就職して働こうと思っている健康な人は、休みすぎないほうがいいかも。
一人暮らしをしている人で、会社を辞めようと思っているのなら、一回実家に戻るほうがいいと思う。私自身、実家暮らしだったおかげで、寝食に困らずに生活できたので、親のすねかじってるとか世間体とかいろいろあるかもしれないけど、つらいときには頼れるものに頼るほうがいい。
転職エージェントはあまり良くない。転職の後押し(面接練習、業界研究とか)には使えるけど、求人やサポートには期待しないほうがいい。
使うなら、私は利用しなかったので詳しくは分からないけど、未経験でIT系への転職を目指すなら、テックキャンプ(TECH CAMP)のようなエンジニアスクールで学びながら転職をサポートしてくれるところのほうがいいかも?。とにもかくにも、転職エージェントの利用はあまりお勧めしない。
当たり前だけど、内定は数ではなくて、自分がいいと思う1社でもらえればいいので、転職活動のスピード感も大事かもしれないけど、手当たり次第に受けまくるのは疲れるだけなのでやめたほうがいいと思う。
税金、転職活動、その後の仕事のための引っ越し等々、予想以上にお金がかかるので一時的であったとしても会社辞めるなら貯金をしっかりしとくことが大事。本当に何があるかわからない。私は、半年は無職でもいけるくらいに貯金(これと別に投資信託も有り)していたけど、予想外の出費があって、途中で怖くなったので、もっとあったらよかったなと思った。心の余裕もお金からです。
物件探しは、大変。(物件探しについては、また別のブログを書く予定)

以上です。(また加筆修正するかも…)

 

ニート生活で感じたこと、物件探しで大切にすること等については、また別のブログを書きます。

ではでは。