私の政治的な考え方をまとめておく。

私は、政治の話をするのが好きだ。
特に、意見の違う人の話を聞いてみて、その人がどう考えているのかが分かったり、逆に自分の意見を話して、それに対して、どう思うかと意見交換できたりするところが好きだ。政治の話をすると、その人が大事にしている価値観が見えるような気がしていてそこも面白い。だから、その場の空気を読みつつではあるけど、会話の中で政治のことにも触れるようにしている。

本エントリーでは、自分の政治についての考え方、自分の立ち位置についてざっくり整理しておく。共感してもらえることがあったり、逆にそれは違うでしょと思ったりするかもしれない。気が向いたら、Twitterでコメントを残してもらえると嬉しい。

 

 

経済対策

大きな政府

国債発行による積極的な財政出動

・国土強靭化

・消費税減税か廃止

基礎的財政収支プライマリーバランス)黒字化目標 凍結か廃止

日本は今、デフレ不況なわけで、そういうときには、政府が率先して国債発行してお金使うべきだと思っている。「国の借金が一人当たり○○円」という意味分からん話に惑わされて、緊縮財政やっててどうするのかと思う。

思想

・消極的親米保守
 本来なら自主憲法の制定、自主独立、国防軍の創設等の「自分の国を自分で守る体制」を目指すべき。アメリカの核の傘に守ってもらっている現状を疑問に思っている。ただ、今現在は、「自主憲法の制定、自主独立、国防軍の創設」とかいうと極右といって叩かれてしまって、強く明言できる政治家がほとんどいないので、まあ、アメリカとの同盟関係を強化して国を守るというのが現実的だろうなと思う。

憲法改正は必要
 1946年の憲法制定以降、時代に合わせて改定するということをしてこなかったが為に今の時代に合わない内容が多々存在する。必要箇所においては改正も必要だと思う。特に、憲法第9条は改正して国防軍の保持についてしっかりと明記すべきで、その他緊急事態条項等も必要だと思う。

女系天皇 反対
 男系皇統の断絶は許されない。
正直説明するのは難しいので、「知られざる皇室外交」という本と、以下ちきりんさんのブログを読んでほしい。

chikirin.hatenablog.com

女性天皇 条件付き賛成
 これまでの歴史において、男系の女性天皇はおられたわけなので女性天皇は容認しても構わないのではないかと思う。ただ、女性宮家の創設には反対。

旧宮家皇籍復帰 賛成
 そもそも、男系皇統の存続が難しいのなら旧宮家皇籍復帰で済む話で、旧宮家皇籍復帰ではなく女系天皇を議論すること自体が意味不明。

内閣総理大臣靖國神社参拝 支持
 そもそも、外交問題にしようとしていること自体が問題。国を守るために戦った人に敬意を表することの何が問題なのか私にはわからない。A級戦犯合祀についても、歴史的経緯を見てみれば、問題だとは思えない。

以下リンクの「主権回復後の赦免」あたりを参照

・選択的夫婦別姓 条件付きで賛成
 夫婦の姓を選びたい人が選べるようにすること自体は賛成だし、夫婦の性が違うことで不利益を被る人がでないように法整備を進めることは必要でしょう。
ただ、今のままでは、「結婚後に生まれた子供の名前をどうするのか?」「戸籍をどうするのか?」といった課題、変えなきゃならない法律も多いから、時間がかかると言われているらしいので、まずは通称使用の拡大で、「夫婦で別の姓を名乗りたい人が、夫婦の性が違うことによる不利益を被らないようにする」を迅速に行って、それから「選択的夫婦別姓」に関する法律改正でもいいのでは?と思う。

同性婚 賛成
 これは反対する理由がわからん。いろんな形の結婚があっていいでしょ。一部の「伝統を破壊するから反対」って意見は、ちょっと頭固すぎませんか?と思う。

 

実際の投票先候補

・積極財政派の議員
 日本の未来を考える勉強会の提言(「プライマリバランスの黒字化目標の撤廃」「消費税減税」「国債を財源とした社会保障と公共事業の拡充」等)に概ね賛同している。また、日本の尊厳と国益を護る会、北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟 について、国家観、歴史観に賛同できる方が多い印象。
ただ、安倍政権で消費税を減税どころか、増税するという暴挙をしていること、自民党内に緊縮財政、構造改革などの小さな政府を目指す立場の方が多く所属していることについては一切賛同できない。
→ (2022/07/01 追記)上記、日本の未来を考える勉強会が解散し、会長だった安藤裕さんが所属する政治団体「新党くにもり」が投票先候補の一つとして追加された。


・国民民主党
 経済政策にはけっこう同意できる。国家観、歴史観については賛同できないこともあるが、投票先の選択の一つとしてはあり。


・れいわ新選組
 経済政策には概ね同意できる。国家観、歴史観については賛同できないこと多々あるが、経済対策だけ見れば選択肢の一つとしてはあり。ただ、「真の独立国家を目指します」というのなら、自分の国を自分で守る国防軍の創設を言うべきだし、「原発即時禁止・被曝させない ~エネルギーの主力は当面LNG~」を言うのなら、再生可能エネルギー以外で安定供給可能なエネルギーへの投資についても触れてほしい。


私の反対の考え方

・小さな政府

・緊縮財政

新自由主義

・身を切る改革、公務員削減

道州制

大阪都構想

プライマリーバランス黒字化

・聖域なき構造改革

維新の会の政策には一切賛同できない。新自由主義、身を切る改革、構造改革を推し進めたせいで、非正規労働者が増えて、みんなの給料が上がらない社会構造になってしまったんじゃないの?って思っています。特に、小泉純一郎さんってなんか異様に評価されているけど、郵政民営化とか明らかに間違いだったでしょ。

以上です。

(2022/07/01 加筆修正済)