「安い」
これはとても魅力的な言葉です。
しかし、「安いから買う」という思考からは直ちに脱却すべきです。
なぜなら、
「安い」という理由だけで買ったものが、あなたを豊かに、幸せにしてくれることは絶対にないからです。
食品、家電、家具などを「安かったから」という理由で選んでいる生活をしていると、
自分の周りが「安いもの」で埋め尽くされていきます。
「安かったから」買った服を着て、
「安かったから」買った食品を食べ、
「安かったから」買った家具を使い、
「安かったから」買った家電を使う。
すると、あなたは「安かったから」の集合体になっていきます。
これは、豊かに生きているのか微妙ではないでしょうか。
人は、モノの「安い」「高い」をただ金額のみを見て考えがちです。
しかし、本当に考えるべきなのは、
そのモノが、自分にとって「必要なもの」なのか?
自分にとって「価値のあるもの」なのか?ということなのです。
例えば、こんな感じです。⇓
「この本は、自分が読むべき本であり、
値段は10000円するけど10000円払う価値はあるだろう。」
と思ったので10000円の本を買った。
「この雑貨は、値段は500円だから安いし、買ってもいいかなとは思ったけど、
自分にとって必要なものではないし、自分にとって500円払う価値のあるモノなのかは分からない。」
と思ったので500円の雑貨を買わなかった。
こうゆう思考でモノを買う方が、圧倒的に自分を幸せにしてくれるし、モノを大切にしていると言えるのです。
そのモノが「自分にとって必要なもの」、「自分にとって価値のあるもの」であるなら、値段が高いとしても、あなたはそのモノを買うべきでしょう。
しかしそのモノが「自分にとって必要ではない」、「自分にとって価値のない、または、価値の低いモノ」であるなら、たとえ値段が安いとしても、買うべきではないしょう。
モノを買うときには、自分にとって そのモノが必要なのか?価値があるのか?をしっかり考え、自分軸で買う買わないを選べるようになるといいですね。
「安い」という金額面ではなく、
自分にとっての「必要性」と「価値」に目を向けよう。