多機能よりも単機能。

私は、現在 iPhone6sを使っている。

まぁ、これ1台あれば事足りるほどに多機能であるし、本当に便利だ。

でも、スマホやパソコン以外のもので考えてみると、
本当は、多機能よりも単機能のほうがいいのではないか。
というわけで皆さんに、「多機能よりも単機能」を提案する。

モノを買うときに私たちは、
「いろんな機能があったほうが便利。」
「せっかく買うなら、多機能なほうがいい。」
と考えがちである。
でも、ここで立ち止まってちょっと考えてみたい。

「その機能、本当に使いこなせるの?」ってことを。


というか、そもそも、


「その多機能にお金を払う程の価値を自分に与えてくれるのか?」ってことを。

ここで、電子レンジを例に挙げて考えたい。
私たちが本来、電子レンジに求めていたのは、
「食べ物を温める」という機能だけだったはずである。
しかし今日においては、「パン・ピザが焼ける、グリルができる、蒸し料理ができる、etc...」という本来の機能と違うところに目がいく。

「いろいろできてすごいな。その機能、使ってみたいな、料理のレパートリーが増えるかもしれないな。。」と思い、その電子レンジを買ったとしよう。
でも、そうゆう思いで電子レンジを買っても、結局そういった機能は一度くらいしか使わないか、下手をすると一度も使わない可能性が高い。

高いお金を払って、多機能なモノを買っても、全く使いこなせず、
結局、ある決まった機能しか使わない。こうゆう人は多い。

つまり、


私たちが「本当に必要とする機能」についてちゃんと考えると、
「多機能よりも単機能で十分だ。」という考え方ができる。

掃除機ならサイクロン式という風潮が強いが、掃除機は、そもそも埃が吸い取れればいいので紙パック式でも十分である。と考えられれば、掃除機は電源のON,OFと強弱切り替えのボタンだけでいいのだ。洗濯機も、洗濯と脱水ができたら、まあ十分である。と考えられれば、洗濯機も、電源、洗濯と脱水の各時間選択、START、STOPのボタンがあればいいと思えるようになるわけである。

 

「結局使いこなせない多機能」よりも「自分が本当に必要とする単機能」

に目を向けるようになれば、使いこなせない多機能に四苦八苦するといった無駄なことに自分の体力を消耗しなくて済むようになるし、もう少し、生活しやすくなる。

わたしは、そう確信している。

日立 掃除機 紙パック式 CV-PC9 N

日立 掃除機 紙パック式 CV-PC9 N

  • 出版社/メーカー: 日立(HITACHI)
  • 発売日: 2016/02/20
  • メディア: ホーム&キッチン
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