清楚で守りたくなる存在,西野七瀬。ななせまる。
乃木坂46の1期生メンバーは,もう誰が卒業してもおかしくないとは思っていたけど,
まさか,次の卒業が,西野さんとは...。
「乃木坂46といえば,西野七瀬。」
「西野七瀬といえば,乃木坂46。」
この子なしで,乃木坂46を語ることはできない。
もともと,アイドルを目指していたわけではなかった西野七瀬。
内気で人見知りな女の子だった。
そんな西野さんを乃木坂46のオーディションへ導いたのは,西野さんのお母さん。
そこから今まで,謙虚に努力してきた。それが西野七瀬。
私は,西野七瀬さんと高山一実さんの関係が好きです。
乃木坂ってどこ?で,「太った鳩を見るのが好きなんです」という話をしながら泣いちゃった回。
西野さんと高山さんの休日にプライベートでUSJに出かける様子が放送された回。
乃木坂46 真夏の全国ツアー2015 のオープニング映像で,
『西野さんから高山さんにいままで伝えなかった言葉を伝える』というときに,
西野さんが,「高山一実さん、あなたに会えてよかった」と言っていたところ。
また,そのアンサーとして 乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVE で,
高山さんが,「西野七瀬さん。私にとって、あなたは大切な友達です」と返していたところ。
いつも,高山さんが,西野さんに「大丈夫よ」と声をかけて励ましていたという話。
...西野さんと高山さんのほっこりするエピソード,いっぱいありすぎて書ききれない。
私は,西野七瀬さんと高山一実さんの素敵な関係が大好きです。
2人の関係を,モニター越しで見れるだけで,本当に幸せでした。
西野さんが,乃木坂メンバーの前だけで見せる “西野さんらしさ” を
たまに,画面越しで分けてもらえるだけで,幸せでした。
私は勝手に,西野さんが,乃木坂46を卒業するとしたら,そのときは芸能界も引退するんじゃないかと考えていた。
しかし西野さんのブログには,「一人になってからも、このお仕事は続けていきたい」と書いてあった。
それを読んだとき,私は純粋に嬉しかった。まだ西野七瀬を見れるんだと分かって。
でも,同時に寂しくもあった。
乃木坂46を卒業し『乃木坂46の西野七瀬』ではなく,『一人の女性としての西野七瀬』になること。
それはつまり,乃木坂46の西野七瀬が,この世から消えてしまうことを意味するから。
個としての西野七瀬,ありのままの西野七瀬は,もう見れなくなる。
女優やアーティスト,モデルになってしまったら,作品として作られた『一人の女性としての西野七瀬』にしか触れることができなくなる。
これはすごく悲しいこと。
乃木坂46にいるから『乃木坂46の西野七瀬』なので,乃木坂46を卒業したら『乃木坂46の西野七瀬』ではなくなるのは当然ではある。
だけど,個としての西野七瀬,ありのままの西野七瀬は,今の『乃木坂46の西野七瀬』にしかない。
ここ最近の乃木坂46は,乃木坂46の運営が,3期生を推してたり,選抜にねじ込んでいたりする。
主力メンバーが卒業した後の乃木坂46を考えてるからだろう。
わかる......わかるよ......でも.........悲しいし,虚しい。
いくら3期生が推されたところで,3期生が作っていく乃木坂46の”物語”じゃだめなんだよ...。
私は,1期生が築き上げた乃木坂46の“物語”が好きなんだ...。
西野七瀬さんの卒業を「乃木坂から西野七瀬という“匂い”がなくなる。」と表現したツイートを見かけた。
本当にその通りだと思った。
奈々未さんの卒業で,乃木坂から橋本奈々未という“温度”がなくなり,
生駒ちゃんの卒業で,乃木坂から生駒里奈という“色”が抜けおちた。
温度と色,匂いまでなくなった後,
そこに残るグループは,本当に『乃木坂46』なのだろうか。
私の推しメンである松村沙友理さんは,まだ乃木坂46にいてくれるようだ。
ただ,西野七瀬卒業後の『乃木坂46』に私の好きな“物語”があるのかな。
わからない。