「考えること」と「悩むこと」を分ける。

今回言いたいのは,
「日頃,私たちが 考えてる 考えてる って言ってるのは、本当に考えてるのとは違うよ」ということです、ざっくり言うと。

「考える」の言葉の定義
考える あれやこれやと思いをめぐらす。その事について、心を知的に使って判断する。出典:デジタル大辞泉

考えるというのは、 「心を知的に使って判断する」っていうことなんだけど,
日常生活で「心を知的に使った判断する」っていうことってそんなにあるかなあって思うんですよ。
本当は、考えたつもりになってるだけなんじゃないかって。
でも,だとすると、 私たちは考えたつもりで、その時間に一体何をしているんでしょうか。
・・・私達は「悩んでいる」のです。

「悩む」の言葉の定義
悩む 決めかねたり解決の方法が見いだせなかったりして、心を痛める。
   対応や処理がむずかしくて苦しむ。困る。出典:デジタル大辞泉

学校でも職場でも,家の中でも,何かしらの課題に直面して,うんうん唸ったりとか、 頭を抱えてたりとかすると思うけど,それって,冷静に考えてみると,対応や処理がむずかしくて苦しんだり,困ったりしているのが大半だと思うんですよ。

つまりは「悩んでいるということなのです。

「考える」は論理的で,「悩む」は感情的。

論理的な思考で,何をどうすべきかと決断するのが「考える」ということなので,ただ単に,「どうしたらいいのかなー」とか「大変そうだなー」とか思っていることはただ悩んでいるに過ぎないってことです。

本質的に「考えること」と「悩むこと」は違うから、本当は悩んでいただけなのに、考えたつもりになっていないか?ということこそ,冷静に考えた方がいいんじゃないかなーって。

「考えていたと思っていた時間」は、本当は「悩んでいた時間」かもしれない。

本当に自分のエネルギーを使うべきなのは,「考えること」です。

悩んでいても物事は進みません。ちゃんと考えることをしないと意味がないです。

思考の分けることで、自分の限られたエネルギーと時間を有効的に使えるようになりたいですね。

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